2006年12月30日
台湾で二胡を購入してきました
(文中に台湾の価格が出てきますが、日本円への換算は台湾元価格を3.7~3.8倍してください。)
台北での旅行中、二胡を購入しました。(台湾では「南胡」と言うのが一般的)
お店の名前は「先進楽器」(ビル1階の看板には「先進精品国楽」と掲示されています)
台湾に留学中のろくまおさんに連れて行ってもらいました。先進楽器店の工場は中国大陸の蘇州にあるそうです。厳密に言うと台湾製でなく中国製になるのかな。

店内に入ると、壁に様々な中国の民族楽器が置いてあります。一番奥の壁が二胡コーナーです。(左手前の壁は中胡です。)
この店の二胡は琴軸(調弦軸)が全て木軸です。金属製の琴軸の二胡は売っていません。(同じ台北市内にある長安楽器店の二胡も、全て木軸だそうです。)
二胡の価格は、安価なものは、8000~12000台湾元つまり日本とほぼ同じ価格なのですが、しかし日本で手に入る二胡よりも、皮のうろこ目がとてもきれいに揃っていました。素材は紅木製。
高価格なものは、18000~36000台湾元。どれも作者名入りで、素材は黒檀・老紅木・血檀(大葉紫檀)の3種類あり、紫檀(小葉紫檀)製は置いてありませんでした。(と言うより、常識的に言って、紫檀(小葉紫檀)製はどの店でも特注品になると思います。)
全ての二胡に弓が取り付けてあり、すぐに試奏できるようになってます。店員さんにこちらの予算を告げると、店員さんは「これをひいてみて!」と言わんばかりに次々と二胡を差し出します。(台湾では一般的に定価販売です。東南アジアのように値段をふっかけて来たりしません。と言うことは、予算はかくさず正直に言った方が良いのです。)
いくつかの二胡をひいてみると、それぞれ全く異なる音色がします。
試奏しながら、笑顔になったり、渋い顔をしたり、うなずいたり、首をふったりしていると、お店の人も「この客はどんな音色を欲しているか」が分かったようです。どうやら私の欲しい音色は、血檀製の二胡の音色のようです。 途中、店員さんが笑顔で差し出した二胡が、めちゃくちゃ美しい音色を響かせたのですが、価格を聞いてがっくり36000台湾元、つまりこの店で最も高価な二胡でした。予算オーバーです。(でも、もしこの品質の二胡を日本で買ったら20万円以上はしますので、日本と比較したら安いとは思いますけど)
結局、財布と相談して、24200台湾元の二胡を購入しました。「紫檀製」のシールが貼ってありましたが、血檀製です。(血檀製なのになぜ紫檀製と表示しているかと言うと、だまそうとしている訳ではなく、血檀製も紫檀製と表示するのが一般的なのです。例えば日本でコップに「クリスタル製」と表示してあっても、誰もそれが本物のクリスタル(水晶)製だとは思わないでしょう?)
台湾では値引きしない、と言いましたが、ものの程度によります。私はろくまおさんに通訳してもらい、弓を「陳氏無節弓」に交換してもらいました。竹の節の位置が右手の手元にあるので、節が本体にあたらず、とても滑らかにひけます。(この弓だけを買うと1500台湾元です。もとの弓が1000台湾元だったので500台湾元のお得ですね。) ろくまおさんグッジョブ!
この他に、サイテス許可証明書の発行申請をお店に頼んだら、手数料として2000台湾元かかりました。( この手数料は二胡販売店によって異なります。) 役所に提出するためのパスポートのコピーをお店でとってもらいました。皆さん、パスポートは持っていきましょう。
先進楽器の場所は、台北市内の地下鉄MRT新店線の古亭駅で下車し、6番階段で地上に出ると目の前のビルです。4階にあります。駅から本当に近いです。

台北市で二胡を購入できる店は、日本人には「長安楽器」と「先進楽器」の2店が有名のようです。(他にも楽器店はありますが。)
長安楽器は日本語が通じます。先進楽器は日本語は通じませんがカタコトの英語でOKです。
先進楽器に関する情報(日本語記事)
http://www.taipeinavi.com/shop/shop.php?id=132
長安楽器に関する情報(日本語記事)
http://www.taipeinavi.com/shop/shop.php?id=140
サイテス許可証明書(ワシントン条約に基づく輸出入許可証明書)について
外国で購入した二胡を日本へ持ち帰るときに、成田空港の税関に提出する書類です。二胡を購入した国の役所から入手します。(役所は、台湾では経済部 国際貿易局 貿易服務班。中国大陸では北京だけ。)
普通は、二胡を買ったお店に、役所へ手続きしてくれるようお願いします。そのお店で、役所に提出するためのパスポートのコピーを撮られるので、必ずパスポートを持っていきましょう。手数料は、お店によって異なりますが、先進楽器はこの時では2000台湾元でした。
サイテス許可証明書の手続きに必要な日数は、中国大陸では約1ヶ月間かかりますが、台湾ではそんなに長くかかりません。 私は木曜日の午前中に二胡を購入し、翌日の午後3時すぎにお店から電話で「サイテス許可証明書をもらってきたよ。取りに来て。」と連絡が入りました。早い! サイテス許可証明書の取得に要する日数は、楽器店が役所へいつ行ってくれるかに左右されるようです。直ぐに行くのか、2~3日ごとに他の客とまとめて行くのか、とか。 あと、土・日・祝日は役所は休みですし。
サイテス許可証明書はA4サイズ1枚の紙です。文面には、私の住所・氏名・電話番号も記載されていました。
なお、許可証明書の有効期間は、許可証明書の発行日から6ヶ月間です。購入日からではありません。 と言うことは、許可証明書を発行してもらったら、6ヶ月以内に日本へ持ち帰らないといけません。 台湾に6ヶ月間以上滞在する人が二胡を購入する際は、購入してすぐに申請するのではなく、帰国のタイミングを見はからって、二胡購入店に許可証明書の発行手続きをお願いする事になります。 例えばろくまおさんは、先進楽器店で二胡を購入して半年以上経ってから、先進楽器店に発行手続きをお願いしたそうです。(もちろん購入時に「後日発行手続きをお願いに来ます」と言っておきます。)
一方、日本に早く帰らなければならない短期旅行者は、お店で二胡の購入・申請書類の記入・国際郵便代の支払いをして、後はお店に任せ、許可証明書が役所からもらえたら、二胡と許可証明書を一緒にして日本へ国際郵便で送ってもらうという方法もあります。 この方法なら、台湾日帰り二胡購入ツアーなんてのも可能ですよね。 もしこの方法をする場合は、日本語が通じる長安楽器店の方が安心かも知れません。
台北から日本へ帰るとき、成田の税関では、税関職員が楽器ケースに注目しなくて、そのまま通過できそうだったのですが、こちらから申し出ました。 その場でケースを開けて見せると若い税関職員が「へえーこれが二胡ですかー」と感心していました。暇だったようで、「二胡って値段はいくらするんですか?」とか「どこで買えるんですか?デパート?」とか興味深げに聞いて来ました。 見せびらかそうとして二胡をケースから取り出そうとしたら「あ、それはいいです」と断られてしまいました。むう、演奏してみせようと思ったのにー。
税関は本来的に自己申告制なのです。他の人のブログを見ると、「申告しないでも通過できましたぁ」と書いてある人が時々いますが、申告せずに通過した後でばれると、たとえ証明書があってもペナルティを受けることになるのでは、と心配になります。
許可証明書は、成田空港の税関で提出してしまうので、手元には残りません。(残す必要もありませんが。)
じっくり読みたい人はコピーをとるといいでしょう。私は台湾にいるうちにコピーをとりました。(コンビニでコピーがとれます。) 自分が買った二胡のヘビ皮の産地や生産年月などが英文で書いてあります。私の二胡のヘビ皮はベトナムで2001年12月21日に生産されたものでした。 また許可証明書の表題を読んで、サイテスが何の略なのか分かりました。(Convevtion on International Trade in Endangered Specite of wild fauna and floraで、頭文字がCITES)
ちなみに、二胡に使われているベトナムニシキヘビの皮は、ワシントン条約の附表2に該当します。興味のある人は調べてみましょう。
台北での旅行中、二胡を購入しました。(台湾では「南胡」と言うのが一般的)
お店の名前は「先進楽器」(ビル1階の看板には「先進精品国楽」と掲示されています)
台湾に留学中のろくまおさんに連れて行ってもらいました。先進楽器店の工場は中国大陸の蘇州にあるそうです。厳密に言うと台湾製でなく中国製になるのかな。

店内に入ると、壁に様々な中国の民族楽器が置いてあります。一番奥の壁が二胡コーナーです。(左手前の壁は中胡です。)
この店の二胡は琴軸(調弦軸)が全て木軸です。金属製の琴軸の二胡は売っていません。(同じ台北市内にある長安楽器店の二胡も、全て木軸だそうです。)
二胡の価格は、安価なものは、8000~12000台湾元つまり日本とほぼ同じ価格なのですが、しかし日本で手に入る二胡よりも、皮のうろこ目がとてもきれいに揃っていました。素材は紅木製。
高価格なものは、18000~36000台湾元。どれも作者名入りで、素材は黒檀・老紅木・血檀(大葉紫檀)の3種類あり、紫檀(小葉紫檀)製は置いてありませんでした。(と言うより、常識的に言って、紫檀(小葉紫檀)製はどの店でも特注品になると思います。)
全ての二胡に弓が取り付けてあり、すぐに試奏できるようになってます。店員さんにこちらの予算を告げると、店員さんは「これをひいてみて!」と言わんばかりに次々と二胡を差し出します。(台湾では一般的に定価販売です。東南アジアのように値段をふっかけて来たりしません。と言うことは、予算はかくさず正直に言った方が良いのです。)
いくつかの二胡をひいてみると、それぞれ全く異なる音色がします。
試奏しながら、笑顔になったり、渋い顔をしたり、うなずいたり、首をふったりしていると、お店の人も「この客はどんな音色を欲しているか」が分かったようです。どうやら私の欲しい音色は、血檀製の二胡の音色のようです。 途中、店員さんが笑顔で差し出した二胡が、めちゃくちゃ美しい音色を響かせたのですが、価格を聞いてがっくり36000台湾元、つまりこの店で最も高価な二胡でした。予算オーバーです。(でも、もしこの品質の二胡を日本で買ったら20万円以上はしますので、日本と比較したら安いとは思いますけど)
結局、財布と相談して、24200台湾元の二胡を購入しました。「紫檀製」のシールが貼ってありましたが、血檀製です。(血檀製なのになぜ紫檀製と表示しているかと言うと、だまそうとしている訳ではなく、血檀製も紫檀製と表示するのが一般的なのです。例えば日本でコップに「クリスタル製」と表示してあっても、誰もそれが本物のクリスタル(水晶)製だとは思わないでしょう?)
台湾では値引きしない、と言いましたが、ものの程度によります。私はろくまおさんに通訳してもらい、弓を「陳氏無節弓」に交換してもらいました。竹の節の位置が右手の手元にあるので、節が本体にあたらず、とても滑らかにひけます。(この弓だけを買うと1500台湾元です。もとの弓が1000台湾元だったので500台湾元のお得ですね。) ろくまおさんグッジョブ!
この他に、サイテス許可証明書の発行申請をお店に頼んだら、手数料として2000台湾元かかりました。( この手数料は二胡販売店によって異なります。) 役所に提出するためのパスポートのコピーをお店でとってもらいました。皆さん、パスポートは持っていきましょう。
先進楽器の場所は、台北市内の地下鉄MRT新店線の古亭駅で下車し、6番階段で地上に出ると目の前のビルです。4階にあります。駅から本当に近いです。
台北市で二胡を購入できる店は、日本人には「長安楽器」と「先進楽器」の2店が有名のようです。(他にも楽器店はありますが。)
長安楽器は日本語が通じます。先進楽器は日本語は通じませんがカタコトの英語でOKです。
先進楽器に関する情報(日本語記事)
http://www.taipeinavi.com/shop/shop.php?id=132
長安楽器に関する情報(日本語記事)
http://www.taipeinavi.com/shop/shop.php?id=140
サイテス許可証明書(ワシントン条約に基づく輸出入許可証明書)について
外国で購入した二胡を日本へ持ち帰るときに、成田空港の税関に提出する書類です。二胡を購入した国の役所から入手します。(役所は、台湾では経済部 国際貿易局 貿易服務班。中国大陸では北京だけ。)
普通は、二胡を買ったお店に、役所へ手続きしてくれるようお願いします。そのお店で、役所に提出するためのパスポートのコピーを撮られるので、必ずパスポートを持っていきましょう。手数料は、お店によって異なりますが、先進楽器はこの時では2000台湾元でした。
サイテス許可証明書の手続きに必要な日数は、中国大陸では約1ヶ月間かかりますが、台湾ではそんなに長くかかりません。 私は木曜日の午前中に二胡を購入し、翌日の午後3時すぎにお店から電話で「サイテス許可証明書をもらってきたよ。取りに来て。」と連絡が入りました。早い! サイテス許可証明書の取得に要する日数は、楽器店が役所へいつ行ってくれるかに左右されるようです。直ぐに行くのか、2~3日ごとに他の客とまとめて行くのか、とか。 あと、土・日・祝日は役所は休みですし。
サイテス許可証明書はA4サイズ1枚の紙です。文面には、私の住所・氏名・電話番号も記載されていました。
なお、許可証明書の有効期間は、許可証明書の発行日から6ヶ月間です。購入日からではありません。 と言うことは、許可証明書を発行してもらったら、6ヶ月以内に日本へ持ち帰らないといけません。 台湾に6ヶ月間以上滞在する人が二胡を購入する際は、購入してすぐに申請するのではなく、帰国のタイミングを見はからって、二胡購入店に許可証明書の発行手続きをお願いする事になります。 例えばろくまおさんは、先進楽器店で二胡を購入して半年以上経ってから、先進楽器店に発行手続きをお願いしたそうです。(もちろん購入時に「後日発行手続きをお願いに来ます」と言っておきます。)
一方、日本に早く帰らなければならない短期旅行者は、お店で二胡の購入・申請書類の記入・国際郵便代の支払いをして、後はお店に任せ、許可証明書が役所からもらえたら、二胡と許可証明書を一緒にして日本へ国際郵便で送ってもらうという方法もあります。 この方法なら、台湾日帰り二胡購入ツアーなんてのも可能ですよね。 もしこの方法をする場合は、日本語が通じる長安楽器店の方が安心かも知れません。
台北から日本へ帰るとき、成田の税関では、税関職員が楽器ケースに注目しなくて、そのまま通過できそうだったのですが、こちらから申し出ました。 その場でケースを開けて見せると若い税関職員が「へえーこれが二胡ですかー」と感心していました。暇だったようで、「二胡って値段はいくらするんですか?」とか「どこで買えるんですか?デパート?」とか興味深げに聞いて来ました。 見せびらかそうとして二胡をケースから取り出そうとしたら「あ、それはいいです」と断られてしまいました。むう、演奏してみせようと思ったのにー。
税関は本来的に自己申告制なのです。他の人のブログを見ると、「申告しないでも通過できましたぁ」と書いてある人が時々いますが、申告せずに通過した後でばれると、たとえ証明書があってもペナルティを受けることになるのでは、と心配になります。
許可証明書は、成田空港の税関で提出してしまうので、手元には残りません。(残す必要もありませんが。)
じっくり読みたい人はコピーをとるといいでしょう。私は台湾にいるうちにコピーをとりました。(コンビニでコピーがとれます。) 自分が買った二胡のヘビ皮の産地や生産年月などが英文で書いてあります。私の二胡のヘビ皮はベトナムで2001年12月21日に生産されたものでした。 また許可証明書の表題を読んで、サイテスが何の略なのか分かりました。(Convevtion on International Trade in Endangered Specite of wild fauna and floraで、頭文字がCITES)
ちなみに、二胡に使われているベトナムニシキヘビの皮は、ワシントン条約の附表2に該当します。興味のある人は調べてみましょう。
2006年12月06日
航空券って、いらないの?
明日(って言うかもう今日)から1週間ほど台湾へ旅行に行くのですが、
いつもの旅行代理店に格安航空チケットをインターネットで発注し、
いつものとおり航空券が郵送されてきて、封筒を開けたら航空券が入っていない!!
封筒には「航空券を送ります」の挨拶文と、「eチケットお客様控」の紙が1枚だけ!
マジですか?出発あさってなんですが!!eチケットって何!?
本っ当にびっくりして、次の日の朝、旅行代理店に電話したら、
「お客さん、今はEチケットって言ってねぇ、空港で「eチケットお客様控」に書いてある数字を言えば飛行機に乗れるんですよ。航空券を持って行かなくていいんですよ。」と諭されてしまいました。
無知ですみません。
つい今年の3月に台湾へ行ったときには、そんな新しいシステムじゃなかったのに、いつのまに時代が変わってしまったのでしょう????
いつも航空券の半券を記念に保存しているのに、これからはそれが出来なくなるんですねぇ。
いつもの旅行代理店に格安航空チケットをインターネットで発注し、
いつものとおり航空券が郵送されてきて、封筒を開けたら航空券が入っていない!!
封筒には「航空券を送ります」の挨拶文と、「eチケットお客様控」の紙が1枚だけ!
マジですか?出発あさってなんですが!!eチケットって何!?
本っ当にびっくりして、次の日の朝、旅行代理店に電話したら、
「お客さん、今はEチケットって言ってねぇ、空港で「eチケットお客様控」に書いてある数字を言えば飛行機に乗れるんですよ。航空券を持って行かなくていいんですよ。」と諭されてしまいました。
無知ですみません。
つい今年の3月に台湾へ行ったときには、そんな新しいシステムじゃなかったのに、いつのまに時代が変わってしまったのでしょう????
いつも航空券の半券を記念に保存しているのに、これからはそれが出来なくなるんですねぇ。


